マスター・ククスの神~復讐の果てに~ ★★★★☆

全24話

韓国でもコミックが実写化?!韓国の人気漫画家、パク・イングォンの人気コミックをドラマ化したのが本作。絶対味覚を持つ主人公が両親の仇を打つため、犯人に挑んでいく重厚なサスペンス、マクチャン、ヒューマンドラマ。
オープニングで描かれるのは、悪人となるキム・ギルドの青年時代。アルバイト先のお屋敷で、その家の奥様を殺害。指名手配されたままギルトがたどり着いたのは、山奥にある小屋。そこには一心にククスを作る、主人公ムミョンの父ハ・ジョンテがいた。身元を隠し、ハ・ジョンテとともにククス作りに励んでいたが、やがてハ・ジョンテがギルトの素性を知ったことで、崖から突き落とされる。

数年後、何とか命をとりとめたハ・ジョンテは、記憶をなくすものの妻と息子に恵まれ、貧しくも幸せに暮らしていた。一方、ギルトはハ・ジョンテのレシピ帳を武器にククスの有名店の婿となり、大出世を果たしていた。ある日、ハ・ジョンテの妻が夫の過去を知ろうとギルトのもとを訪れたことで、またしてもギルトはジョンテ一家の家に火を放つ。ハ・ジョンテと妻はその家事で亡き人となり、息子だけが生き残る。
ハ・ジョンテの息子は無名=ムミョン(チョン・ジョンミョン)となり、チャ・ヨギョン(チョン・ユミ)、パク・テハ(イ・サンヨプ)、コ・ギルヨン(キム・ジェヨン)とともに施設で育つ。ヨギョンは両親を殺された過去を持ち、テハは父親が死刑囚。
物語は、ムミョンの復讐への道のりにヨギョン、テハの過去が絡み、その矛先は次第にギルトとギルトを追う者たちとの過去へとつながっていくのです。

物語の練り上げ方が、なかなかなもので、それぞれの復讐が1点に絞り込まれていく過程がとても面白い。
キャスティングも素敵です。最高なのは、ギルト役のチョ・ジェヒョン。生涯、欲を捨てきれないギトギトなキャラクターをベテランの味で見事に演じ、ドラマ全体を牽引。彼の演技に、若手たちが負けず劣らずくいついていくという感じかなぁ。
恋愛要素は薄いけれど、ムミョンとヨギョン、テハとギルトの娘ダヘ(コン・スンヨン)の2つのストーリーが展開されます。
主人公の恋愛模様よりは、サイドストーリーのテハの方が泣ける。彼の人生が切なすぎて、、、。救いがない気がして、、、。胸が痛い!!

男性を主人公においた復讐ものが久々なのもあって、満足の1本でした。
星は、4つです!!