サイムダン 師任堂 色の日記 ★★★☆☆

全28話

イ・ヨンエ&ソン・スンホン共演の大人の純愛史劇。なんですが、、、本当に残念。何が残念って、過去と現代が交錯しながらストーリーが展開されるのですが、どちらかに集中してそれぞれを描いて欲しかった!!過去を描いた後、数百年後の現代とつながっていった方がそれぞれの物語に深みが出た気がします。過去の物語にうっとりしていたら、いきなり現代の話になって、、、。そこが一番残念でした。

13年ぶりにドラマ出演となったイ・ヨンエは、過去の天才画家サイムダンと、現代の韓国美術の教師ソ・ジユンの二役をこなしている。ジユンは世紀の発見と言われる絵画「金剛山図」の発表を任せられるが、ジユンの一言から偽作疑惑が持ち上がる。そんな中、ジユンは教授就任をかけた重要な学会に出席するためイタリアに向かい、そこで偶然古い日記を手にする。本に押された印を手掛かりにある古城を訪れると、そこには自分そっくりの女性が描かれた「美人図」が、、、。このオープニングで、ジユンがサイムダンという美人図の女性の生まれ変わりだといいたいのだと気づくのです。
そして、サイムダンが生きた500年前の過去の物語に突入。サイムダンと結婚の約束をしていたイ・ギョム(ソン・スンホン)との悲恋純愛物語が描かれていきます。その過程で、現代に残された「金剛山図」や、「美人図」がどういう経緯で残されていったのかがわかってくるのです。史劇の部分は、見ごたえ充分だし、サイムダンという女性の強さも見ていて気持ちよい。ソン・スンホン演じるイ・ギョムのひたすらな見守り愛には終始胸キュン!!
その見ごたえある史劇にちょいちょい挟み込まれる現代の物語。
面白いのは、過去と現代に同じキャストを起用している点。同じような境遇ではないけれど、生まれ変わりを示唆しているようなキャスティングはなかなか面白い。

とはいえ、サイムダンの生まれ変わりがジユンなら、現代でのジユンの夫をソン・スンホンが演じるとか、、、その案はなかったのか?!どう考えても、なぜ過去の物語と現代を交錯させたかったのかが、よくわからないドラマだった。
2部作で、過去から現代につなぎ、現代の物語の中で過去を回想させるという流れの方が面白かった気がしてならない。
ラストにもちょっと不満は残る。きれいなんだけど、やはり現代のラストには不満が残る、、、。苦笑

ということで、過去の物語は星4つ、現代の物語が星2つ。足して2で割って、星3つ。
面白いのに、もったいない!!