運勢ロマンス ★★★★☆

全16話

変化球ラブコメ。共演は、結婚後初のドラマ出演となるファン・ジョンウムと「恋のスケッチ 応答せよ1988」のリュ・ジュンヨル。ファン・ジョンウムが演じるのは両親を亡くし、妹が意識不明のまま入院している占い依存症のプログラマー、シム・ボニ。リュ・ジュンヨルが演じるのは、ゲーム会社ジェジェファクトリーの天才CEOチェ・スホ。このカップル、まるで「野獣の美女コン・シム」の逆バージョンみたいな感じ。ラブコメクイーンのファン・ジョンウムが霞むほど、リュ・ジュンヨルの存在感が半端ない!美形のイケメンではないけれど、見ているうちに段々可愛く見えてくるし、クセになる男子。頭脳は明晰でも、本格的恋愛はほぼ未経験というところで随所に爆笑シーンが満載。

主人公ボニは、家族を失ったことが全て自分の運が招いたことだと思い込み、周囲の人に自分の厄が及ばないように塩やらあずきやらを持ち歩く占い依存症の女子。ある日、崇拝している占い師から妹を助けるためには寅年の男と一晩過ごせと言われる。ひたすら寅年男を探すボニ。ある日、偶然酔っぱらったボニに夜道で出くわすスホ。偶然出会うのは3回目。変な女だなと思いつつ、どこか気になるのか、、、。泥酔したボニがスホに絡む。そしてスホが寅年男だと、視聴者には露呈。ボニが気づくのは後日、少したってから。
ボニが働くテバクソフトで開発したソフトがスホの目にとまり、スホの会社が潰れかけたテバクソフトから開発権利を譲渡し、ボニはスホの会社で働くことに。そして、スホが寅年男子とわかったとたん、自分と付き合ってくれと持ちかける・・・。

占いから始まった二人の偽装恋愛から徐々に2人の気持ちに変化が現れ始める過程は胸キュン満載。この2人に絡んでくるのは、ボニの幼馴染で人気テニスプレーヤー、チェ・ゴヌクと、ゴヌクのエージェント、エイミー。ゴヌクはボニが好き。エイミーはスホの初恋の女性。
ゴヌクを演じているのは、モデル出身のイ・スヒョク。最近だと時代劇「夜を歩く士(ソンビ)」の吸血鬼役が印象的でした。低い声が素敵な若手。これからグイグイくるんじゃないかなぁ。

愛される相手より、自分が愛する相手を選択していくボニとスホ。物語は、単なるラブコメにおさまらず、それぞれが自分の性格の不完全な部分を克服していくという成長物語にも仕上がっている。
更に、スホと両親との確執もサイドストーリーで描かれ、箸休めエピソードを担うのはボニの友人でジェジェの社員のダリムとジェジェの筆頭株主でスホの友人ハン・リャンハ。この2人の恋の行方もお楽しみに!

ラブコメの女王と言われるほどになったファン・ジョンウムはどの作品に出ても安定した演技を見せる女優さん。シリアスなドラマでもその演技は素晴らしい。ただ、本作は今までの彼女の出演作品の中で一番キャラが弱い感じが否めなかった。それは何と言ってもスホのせい!!リュ・ジュンヨルって、本当に不思議な魅力の俳優です。

そして見終わったら、ふと思ったのです。コン・シムとチェ・スホが共演したら、最強だなぁと、、、。
ベテラン俳優、ナムグン・ミンとファン・ジョンウムを抑えての個性的なキャラを作り上げたミナとリュ・ジュンヨルの共演は、見てみたいもんです。

恒例の★は、4つ。5つだとコン・シムと並んじゃうから、、、。4つ!!