麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~ ★★★☆☆

全20話

イケメンに浸りたいならコレ!8人のイケメン皇子と主人公とのラブロマンスを描く、ファンタジー史劇。「史実に基づいて~」とオープニングでテロップが流れるけれど、史実に基づく必要があったのだろうか、、、。本作は、湖に落ちた子供を助けようとして溺れてしまうコ・ハジンの魂が、高麗時代のヘ・ス(IUアイユー)という女性の体で目覚め、高麗の初代皇帝ワン・ゴンの宮廷で生活を送ることになってしまうというタイムスリップ物語。そしてヘ・スが宮廷で出会うのが、8人のイケメン皇子。皇子登場シーンでは、兄弟の順列がわかりにくいので、事前に相関図などでお勉強の必要あり!!
8人の王子は、クール系から癒し系から、正統派、子犬系に邪悪系まで色とりどり。
第8皇子ワン・ウク(カン・ハヌル)正統派癒し系
第4皇子ワン・ソ(イ・ジュンギ)クール系
第3皇子ワン・ヨ(ホン・ジョンヒョン)邪悪系
第1皇子ワン・ム(キム・サノ)正統派筋肉系
第14皇子ワン・ジョン(ジス)やんちゃ系
第9皇子ワン・ウォン(ユン・ソヌ)打算系
第13皇子ペガ(ナム・ジュヒョク)トモダチ系
第10皇子ワン・ウン(ペクヒョン/EXO)子犬系
ざっと、これが8人の皇子。

この8人の皇子が皇帝亡き後、皇帝の座を巡り攻防を繰り返し、その争いに巻き込まれていくヘ・ス。ヘ・スとの恋愛模様を繰り広げるのは8番目と4番目の皇子。他の皇子は、ヘ・スの敵に回るものと、ヘ・スに片思いするもの、ヘ・スを友として支えるものに分類される。
8人の皇子を演じる俳優と、アイユーのファンなら文句なしの★5つを付けるドラマでしょうが、物語としては深みに欠ける。
親に疎まれ他の皇子とは違うキャラクターの4番目ワン・ソとヘ・スの切ない恋愛模様で引きつけたいドラマだとは思うけれど、、、確かに切ないのだけれど、、、全編通してアイユーとイ・ジュンギのアップの応酬に中盤から後半は、少々飽きてくる。

8番目のウクとヘ・スの関係も盛り上がりの要素で、嫉妬心から癒し正統派キャラのウクが邪悪系に変化していく過程は、さすが若手実力派カン・ハヌルならではの演技で魅せてくれる。善も悪も素敵にこなすカン・ハヌルは素敵です!!

史劇としての重厚感がかき消されてしまっているのも、ちょっと残念。ただ、衣装は注目してみてほしい。皇子の衣装、特にワン・ソの衣装は、彼の心を表現しているような色の変化を見せている。
アイユー含め、演技は安定していて陳腐な感じは全くないものの、20話というコンパクトな史劇なだけに、史実に基づいて、、、の部分が邪魔をしている感が否めない。イケメン重視のラブドラマなのか、本格的な史劇なのか、どっちかに集中してほしかったかな。

今後注目したい成長が楽しみなイケメンくんは、「華麗なる誘惑」でチュ・サンウク演じるヒョンウの少年時代を演じ、本作で13番目の皇子ペガを演じているナム・ジュヒョク。癒され系男子として、今後の出演ドラマに注目したい。

キャストファンには申し訳ないけれど、キャストだけで引っ張り切れなかったドラマとして、★は3つです。