ヨンパリ~君に愛を届けたい~ ★★★☆☆

全18話

キム・テヒ、チュオンが共演の期待度大のドラマ。
あの名作グッド・ドクター依頼、チュオンが再び医師役で登場。
グッド・ドクターのイメージが強すぎて、期待が大きすぎて、、、。
かっこいいんだけど、、、。
一方キム・テヒは、いつ見ても美しく、、本作の彼女は正に眠れる財閥の美女。

巨大財閥の令嬢が婚約者と同乗していた車で交通事故に遭い、婚約者は死亡。令嬢は、実兄の陰謀により病院のVIPフロアーで眠り姫となる。チュオンが演じる通称ヨンパリと呼ばれるキム・テヒョンは、妹の病のために闇医者としてお金を稼ぎながらハンシングループの病院で外科に所属する3年目のレジデント。医師としての腕は天才的。
ある日、病院にあるVIPフロアーの担当となったテヒョンは、眠らされている女性ジヨンの存在を知る。秘密裡にジヨンを目覚めさせたテヒョン。ジヨンはテヒョンが大金を欲しがっているという弱味をたてに自分を助けるように頼む。そして、お互いに惹かれあうテヒョンとジヨン。このまま逆玉の幸せな未来のはずが、自分を眠らせた実兄と財閥のトップ陣への復讐心を燃やすジヨン。財閥を捨てられないジヨンと普通の生活をのぞむテヒョン。ハッピーエンドに思えた2人の関係に微妙な変化が、、、、、。

このドラマは起承転結の4つにきれいに分割できる。まず最初の「起」ブロックでは、眠れるジヨンの過去を明らかにしながら彼女の周辺人物の不穏さを明らかにしていく。そしてヨンパリとの出会い。2つ目の「承」ブロックは、ヨンパリとジヨンのPVとも思えるハッピーモードな映像で、2人の関係が親密になっていく過程を描く。3つ目の「転」ブロックではジヨンの復讐が描かれ、テヒョンとの関係が崩れ始める展開が描かれる。そして最後の「結」。ラストに向かって、主人公2人の周辺人物の結末を描きながら、2人の関係を修正していく。
どのドラマも基本的に起承転結が見えるのですが、はっきり分割できる展開というのも珍しい。わかりやすくていいという見方もあるけれど、物語の深さが消えてしまっているのも否めない。
キム・テヒとチュオンですから、2人のPV映像を入れたかったのはわかる!でもいらないかなぁ。そこじゃなくて、物語の緻密とキャラ背景の面白さでこの2人を際立たせてほしかったかなぁ。
チュオンにいたっては、「グッド・ドクター」の印象が強すぎたし、良すぎただけに同じ医師という役で本作はもったいないと思ってしまう。キム・テヒは、ジヨンのイメージにはぴったりだけれど彼女にはきれいな顔立ちでコメデイな役をこなしてほしいかな。シリアスなものはハマりすぎて、彼女の魅力が頭打ちになってしまっている気がする。もっと伸びしろのある役をやってほしい!!
周辺人物のキャスティングも悪くないのですが、突き抜けた悪役がいなかったのも残念です。
復讐というキーワードがあるドラマなだけに、もっと憎々しい、濃いキャラを投入し2人の美しさを際立たせてほしかったし、もっと2人を悪に翻弄されるキャラにしてほしかったなぁ。。。

ということで、このキャスティングながらも、キャスティングの強さに耐えきれなかった物語ということで★は厳しく3つ。