鄭道伝(チョン・ドジョン) ★★★★☆

全50話

史実に忠実に描かれた本格的史実ドラマ。
朝鮮建国の功臣チョン・ドジョンの生涯を描きます。
チョン・ドジョンを演じるは、チョ・ジェヒョン。
チョン・ジェヒョン
最近のドラマだと「スキャンダル」が記憶に新しいかな。
主人公の育ての父を演じた俳優。
安定した実力派俳優です。

本作は、今風にいえば、金持ちと身分の高さだけで何でも思いどおりになるといった時代に、庶民のために国を変えようと懸命に生涯を生き抜いたのがチョン・ドジョン。この時代にかなり先進的な考え方をもっていたといえます。民主主義の礎を作ろうとした人物ですね。
日本でいえば、坂本龍馬みたいな人かなぁ、、、。
庶民のために今ある国の制度を壊そうとすることは、かなりのエネルギーが必要。現代にここまでの人物が出てこないのは何故なのだろうか?なーんて、考えてしまいます。
ただ、いつの時代も出世する人物は策士であり、交渉事が上手いことが基本のように思えます。

チョン・ドジョンの熱い愛国心にも引き込まれてしまいますが、もう一つ興味深いのが、チョン・ドジョンが自分の片腕、協力者として選んだのが高麗一の武将イ・ソンゲ。このイ・ソンゲが王になることによって、ワン家が終わっているのです。そして、イ・ソンゲは、イ・サンの先祖。本作を見たあとに、「イ・サン」を見るとまた面白さが変わるかもです。

物語の本筋から離れたところで更に興味深いのは、チョン・ドジョンの妻は全く政治に興味のない庶民派の女性。そしてイ・ソンゲの妻は女でありながら根回しの上手い良家の娘だったという点。そして、イ・ソンゲの息子で最も出世欲の強い五男のバンウォンは、夫婦ともに権力欲が強い。それぞれの夫婦の形を見てみるのも面白いですね。

更に、どうでもいい小ネタですが、チョン・ドジョンの親友であり、ドジョンの志のために敵対同士になってしまうチョン・モンジュ。
イム・ホ
イム・ホっていう俳優さんなんですが、この顔におひげをはやして登場すると、なーんと!!
TOKIOの山口達也さんにくりそつ!!

韓流ドラマでそっくり日本人を探すのも韓流の楽しみ方のひとつでーす!!